好きな洋画や洋楽から英会話を学ぶ効用
「好きな洋画や洋楽から学ぶ」「分らないことは分らないと言う勇気」、海外生活の長い先生の英語習得法や英会話学習の心構え、参考になります。
先生の英会話習得法は?
英会話学習のスタートと言えるのは・・
中学生の時はNHKラジオ英会話の会話を丸暗記しました。
丸暗記することで、先ずは言葉の並び(例えばhave been など)やイディオムを頭に叩き込みました。educationという言葉は、ラテン語のeducareという言葉から生まれており、意味は「育つ」「訓練する」という意味です。ですから、英語の学びもまた、自分が成長する過程の一つ、と考えるのはいかがでしょうか。
最初、全く聞くことができなかった時期がありましたが、それを乗り越えると少しだけ聞き取れるようになり、そこから少し会話をボチボチと話すことができたと記憶しています。
少しずつ会話をすることができるようになった頃に、その暗記した英会話表現が自然に使えるようになったと覚えています。
あと、好きな洋楽を何度も聞いて覚えていました。
洋楽の歌詞には自然な言い方が沢山入っています。
文法も、自然に聞いて覚え、また、分らないことを調べるなど・・楽しみながら学びました。
インド時代に学んだことは、「学びは楽しみから、楽しみは教育から」というコンセプトです。
例えば、ビートルズの ”Hello, Goodbye”という歌には I don’t know why you say goodbyeという歌詞があり、この一文はまさに基本的な文法が詰まっています。Whyの使い方、I don’t knowの後の語の並びなどが明確です。
自分の好きな音楽を見つけたり洋画を見たりすることで愉しみながら英語を学んでいます。
英会話初心者で殆ど分っていない頃も、
セサミストリートを英語で見ていました
(分からなくて結局寝ることが何度もありましたが・・)視覚から入ることはとても大切だと思います。
英語のコミュニケーションには文化の違いの理解やジェスチャーなども大切で、セサミストリートの良さは後々気づきました。
もし字幕の英語が出るようなテレビのシステムを持っていらっしゃればそれを見ながら洋画を楽しむ方法もあります。日本のアニメ(ジブリものは殆ど英語になっています)やディズニー映画など子供向けの映画などは、ストーリーをある程度知っている事もありますし、英語が比較的易しく学びやすいですね。
ご自分がある程度しゃべれるようになり、もっと伸ばしたいという方には、やはりCNNやBBCなどのニュースを見たり聞くことをお勧めします。ニュースでは時事英語と呼ばれるものが目白押しです。これも字幕があれば助けになるでしょうか。
一生懸命に学ぶ事も大切ですが、やはり、英語に接する時間は必要ですので、
楽しめる事(オンライン英会話でも洋画でも洋書でも洋楽でも・・)がいつも身近にあって、英語に触れながら・・「それをもっと理解したいから調べる、覚える」ような勉強方法がお勧めです。
少しの勇気が英語力上達のポイント
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