初級英文法

大人らしい英会話・・場違いな英語を話していませんか?(20160324)


ある程度の年齢になると、その年齢や立場にそぐわなくなる表現や言葉というものが出てきます。たとえば、初対面の人に対して自己紹介をする際、あまりにくだけすぎた挨拶をするのは,あまりお勧めできませんし、ましてや、若者言葉を乱用するのもあまりよい印象を与えません。

挨拶

確かに、アメリカ人などはとてもフレンドリーな英会話を楽しんでいるように見えますね。しかし、このことは決して相手に無礼をしても許される、ということではありません。
たとえばオフィスにおいて、上司が秘書に何かを頼む場合にも、頼み方がぞんざいで失礼だったら、秘書は仕事をしてくれません。
日本語に敬語があるように、英語にも丁寧な表現というものがあります。それは、相手に敬意をもって接するという、コミュニケーションの基本をとても大切にしているからなのです。

ついつい流暢さを追求するあまりに、くだけた表現に心を奪われがちですが、日本人の大人がまず学ぶべきは、教養ある丁寧な英語表現だと思います。
TPOを踏まえて、その場にふさわしい英語を身につけるのは、なかなか大変ですし難しいです。まだ始めたばかりの間は、基本的でくだけすぎない丁寧な英文を学んで話せるようになることを目指したほうが良いと思います。