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英会話学習で大切なこと


「英会話学習で大切なこと」についてアドバイスをお聞かせください。

はい。今回は、英会話学習で大切なことについて、「あきらめない気持ち~継続しましょう~」、「口からアウトプットする練習」そして、「目標に向かって愉しく」の3つのアドバイスを用意しました。

英語講師としての私(先生)の大きな目標は、「一人でも多くの方に、英語を好きになっていただくこと」です。私自身、9年半英語指導をさせていただく中で、様々な生徒さんがいらっしゃいました。「何度トライしても、英語ができません…」と英語が遠い存在に感じている生徒さんが多いように感じます。そういった悩みを抱える方、一人でも多くの方に、「英語を話すことが愉しい!」と感じていただけるレッスンをお届けしたいと思っています。

■あきらめない気持ち~継続しましょう~

皆さんは、少しずつでも英語学習を継続できていますか?
毎日少しだけでも構いません。英語に触れ続けることが大切です。
私自身(先生)、あきらめなかったからこそ、継続できたからこそ、英語講師として、ここまで辿り着けたと思っています。人より何かが優れているという訳ではなく、ただ、あきらめずに学習を続けてきたこと、継続できたことが、今に至る全てだと私は感じています。

私が実体験として、生徒さんにお伝えできることは、あきらめなければ、継続できれば、必ずゴールに辿り着きますよ、ということです。ですので、生徒さんには「英語でコミュニケーションをとってみたい」というそのポジティブな気持ちを大切に、キープしていただきたいです。

例えば、私達がスマホに慣れていくのは、毎日繰り返し使っているからです。英語も同じように、毎日少しずつ積み重ねていきましょう。
人は、忘れる生き物なので、必ずいつか忘れてしまいます。機械の使い方でも同様です。仕事である業務が1ヶ月に1回しかなかった場合、「あれ?どうだったかな?」となりませんか?また、初期の頃のようにマニュアルを確認しないと動けなかったりします。たとえ、毎日繰り返していたとしても、忘れることがあります。英語学習も、毎日繰り返していても、単語を忘れることがあると思います。それでも、積み重ねて、繰り返し学ぶことで、気がつけば英語が身に付いている!という感覚になると私は思います。

■口からアウトプットする練習

2つ目は、毎日アウトプットすることの大切さについて、お話します。
皆さんは、「長く英語の勉強をしてきたはずなのに、どうして英語が言葉として出てこないのだろう?」「どうして英語が話せないのだろう?」等と疑問に感じていませんか?

私も、学生時代6年間勉強していたにも関わらず、どうして英語が話せないんだろう、とずっと疑問に感じていました。今の英語教育は、少しずつ変化してきていますが、私の学生時代の英語教育は、大切なリスニングを授業で行うことは無く、ほぼ「読み・書き」のみの授業でした。つまり、話す練習をしていない、聞く練習もしていない、そんな状態では、英語4技能(「聞く(リスニング)」「話す(スピーキング)」「読む(リーディング)」「書く(ライティング)」)を上手く発揮できる筈がありません。

その足りてない部分を補うためには、「聞く(リスニング)」「話す(スピーキング)」時間を増やしていく他ありません。
逆に言うと、学生時代に「読む(リーディング)」「書く(ライティング)」に費やしていた時間は全く無駄だったわけではなく、後追いでも「聞く(リスニング)」「話す(スピーキング)」を学んでいけば、必ず英語を話せるようになります。

その「話す・聞く」ことの練習にピッタリなオンライン英会話は、とても良い学習方法ですね。

「読む(リーディング)」「書く(ライティング)」中心の英語学習でしたし、今、英会話を学んでいる方も、常日頃の学習は、「読む(リーディング)」「書く(ライティング)」に偏りがち。
「読む・書く」ことには長けていて頭では理解しているのに・・「わかっているのに英語が出てこない…」「私には、英語のセンスが無いんだ…」と悩んでしまう方はとても多いですよね。この悔しさが苦手意識をつくる要因になっていると思いますし、英語学習を諦めてしまう切っ掛けとなっているように感じます。

私達は、そもそも「話す・聞く」練習をしていない、不足しているので、話せないことは当たり前のことなのです。エクササイズと同じです。ジムに通う感覚で、「話す・聞く」練習をしていきましょう。
例えば、私達が「てにをは」を自由に話すように、She is. He is. Are you…?と言えるようになっていきます。例えば、I amをI isと言い間違えることはありませんよね?それは、“I am”が当然の組み合わせとして染み込んでいるからだと思います。
知らぬ間に何度も何度も目にしていて、口に出していて、だからこそ自然と正しい組み合わせで言えるようになります。つまり、間違った組み合わせで話してしまうということは、そういった「話す・聞く」練習が足りていないことを意味します。
例えるなら、「生まれたての赤ちゃんが学校に行く」ような感覚です。そう考えるととても難しいことにチャレンジしていると思いませんか?
赤ちゃんは、周りから色んなことを教わりますよね。「〇〇ちゃん、これはブーブーだよ」等とお母さんに教わりながら、やがて話し言葉を学んで学校に行きます。私達は、この「話す・聞く」練習が不足している状態で、学校に入学しているような感覚です。
口に出すことに慣れていないまま、小学校・中学校で学ぶレベルの難しいことをinputしようとしている生徒さんも多いのではないでしょうか?
 
練習量が不足している点においては、「赤ちゃん」からのスタートです。どんどん練習を重ねて、1才児、2才児に、とレベルUPしていきましょう。
少しずつ継続し、積み重ねていけば、必ず話せるようになります。頭で考えるよりかは、ジムでの練習のように、間違いながらもしっかり口に出していきましょう。

■目標に向かって愉しく

練習し、継続することが大切だとお話しましたが、それはなかなか難しいことだとも思います。やはり、愉しくなければ継続できないですよね。この愉しみをご自身の「目標」に置き換えて考えてみてください。
例えば、「海外からの旅行客に道案内をしてみたい!」であれば、道案内をするためにご自身のロードマップを作ってみましょう。
他にも、「海外旅行に行ったときに、レストランでは、英語でオーダーできるようになりたい!」「海外でのショッピングで困らないようにしたい!」「ボケ防止に脳トレをしたい!」等、皆さん色々な動機・目的を持って、英語学習を始められたと思います。
目標に向かって愉しみながら、一歩一歩進んでいきましょう。

大人の英会話倶楽部のオンライン英会話には、様々な国籍の先生が居ます。先生方と愉しみながら、学習を進めていきましょう。話してみることで、意思が通じた喜びを感じることができます。この喜びが継続に繋がっていくはずだと私は思います。

オンライン英会話を通じての先生方との出会いも、愉しみの一つですよね。継続の活力になると思います。

そうですね。先生と生徒は、遠い距離ではなく、二人三脚で伴走することが大切だと思います。一緒に愉しんだり、悲しんだり、常に同じ目線で生徒さんとの時間を過ごしたいと私は感じています。日常の出来事や趣味を共有してみたり、できる限り生徒さんにとって、英語学習の愉しさが見えていくようなサポートをしたいです。

もし、挫けそうになったり、英語学習をあきらめそうになったとき、その状況を好転させるTipsはありますか?

そのときは、なぜ、英語学習を始めたのか?一度立ち返ってみてください。
その目標があまりにも高い目標だった場合、今振り返ってみて本当に実現したいことなのか?もう一度考えてみましょう。例えば、1年前の目標と今感じていることとでは、何かが違うとギャップがあるかもしれません。
目標のアップデートをすることは大切なことだと思います。

私の生徒さんだったら、「その目的や目標は、初めの頃と変わっていませんか?」とヒアリングして、生徒さんの気持ちを整理します。
例えば、「会社のノルマでTOEIC600点取得」という目的なら、取得後は英語学習へのモチベーションが下がってしまう可能性があります。そうなる前にコミュニケーションを取りながら、モチベーションを保つサポートをします。
「英語をもっとスムーズに話してみたいと思いますか?」「海外旅行で英語話してみたいと思いませんか?」等、生徒さんに投げかけてみます。英語を話してみたい気持ちがあれば、ブラッシュアップしていきましょう!オンライン英会話なら、気軽に続けられますよ!とアドバイスします。

あまりにも高い目標過ぎた場合、途中で心が折れてしまう方も中にはいらっしゃいます。例えば、「英語をネイティブのように、ペラペラに話せるようになりたい!」という目標の場合はどのようにアドバイスしますか?

まずは、生徒さんのレベルを確認します。例えば、「今の英語表現は英検○級なのですが、わかりましたか?」という具合に、客観的に生徒さんの英語力を確かめます。余りにも高い目標であれば、ペラペラになるまでの中間目標をいくつか作ると良いと思います。1年・2年という短いスパンでは難しくても、10年先、長いスパンで考えると必ず話せるようになりますよ、とアドバイスします。

英語を学ぶことの素晴らしさ・愉しさは何でしょうか?

英語というツールを通して、世界中の誰とでもコミュニケーションがとれることですね
文法が分かってくると世界が広がります。価値観の合う似た感覚の人が世界の裏側にいるかもしれません。違う環境・文化で生きていたとしても、共感し合える友人が出来たことは、私にとってとても新鮮な感覚でした。