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オンライン英会話レッスン受講で大切なこと(回答者:Yoko先生)


人生の半分以上をアメリカ、ドイツ、オーストラリアで過ごされたYoko先生。その貴重な経験を活かした独自のレッスンプランは、出張・交渉に役立つビジネス英語や接客で使える上品な言い回し、海外長期滞在で必要となる複雑な英会話表現など多岐にわたります。

今回は、そんな海外生活の長いYoko先生に「英会話学習で大切なこと」の続編、「オンライン英会話レッスン受講時に大切なこと」を伺いました。

Yoko先生さっそくですが、「オンライン英会話レッスン受講時に大切なこと」について教えてください。

英会話学習で大切なことでお伝えしたことも大切ですが、今日お話する3つのポイントは、とっても大切なのでぜひおさえてほしいですね。

まず1つ目は、「I’m fine.はやめましょう」、2つ目は、「Yes/No QuestionはYes・No・Yes and Noのどれかで答えましょう」、3つ目は、「Don’t feel guilty. 罪悪感は持たないで」です。

1つ目は、「I’m fine.はやめましょう」ですが、オンライン英会話レッスンのはじめには挨拶を交わしますよね。
私が[How are you?]と声をかけると、日本のほとんど生徒さんは[I’m fine.]と言います。私はすかさず[Really?]と聞き返します。そうすると、「今日はちょっと疲れちゃって・・」とか、「肩こりが最近酷くて・・」とか、「ストレスが溜まって睡眠不足で・・」など。生徒さんの本音がようやく見え始めます。英会話のスタートは、How are you?から始まるといっても過言ではありません。だからこそ初めから[I’m fine.]と妥協しないでほしいです。

 

そうですね。私自身も英語学習を始めた頃、咄嗟に[I’m fine.]と答えていたと思います。[How are you?] [I’m fine, thank you.]と学校で学んだことも大きく影響していると思います。

やはり英会話のスタートですから、まずは[I’m fine.]で妥協しないで、自分が言いたいことを伝えてみることが大切です。

[I’m fine.]と咄嗟に出てしまう癖をやめて、自分の言いたいことを正確に伝える癖をつけること。それが、これから始まる会話の切掛けになります。[I’m fine.以上、はい、次行って」ってスタートは勿体ないですよね。

英語がわからなければ、英語交じりでも、日本語だけでも「雨の影響で頭痛がひどくて・・」と伝えてみる。サポートするために私たちがいますので、それはすぐに英語の正しい文にしてお教えします。

確かにその一歩が大事かもしれないですね!とりあえず言ってみる。わからなければ、先生に聞く。今日は何を話そうかな? ?って予習する機会としても活かせますし、テキストに沿って覚えていくのではなく、話題は自分のことですから、記憶にも残りやすいですよね。確実に次に繋がる心がけだと思います。

では、2つ目の「Yes/No QuestionはYes・No・Yes and Noのどれかで答えましょう」について教えてください。

はい。私が指導していて思うのは、「Yes/No Question」なのにYes/Noで答えない方がとても多いことです。それは、質問している側にとっては、違和感でしかありません。理由を述べる前にYes・No、どちらかな?と曖昧な場合はYes and Noで構いません。アメリカ人にYes・No・Yes and No抜きで話し始めた場合、怒りはしないけれど、イラッとはします。英会話を学ぶ上で大切なことと言えます。

まずは、Yes・No、わからなければ、Yes and Noでいいということですね。例えば日本語でも、「りんごは好きですか?」なら、「はい、好きです」ではなく、「りんごよりもぶどうが好きです」が返答だと、はぐらかされたようで、その意図はなんなのだろう?って違和感があります。

 

そうなんです。その感覚ですかね。ですからYes・No・Yes and Noの後に、ExcuseやReasonを話してみましょう。

日本人同士の場合、場の雰囲気(行間)を読むとか、あいまいな表現が配慮や丁寧さに繋がるような文化もあります。英語だと、

「こう思います」が無いもの、その理由がないことも、真摯に応えてくれていないんじゃないか?と相手が不安になりますね。

意思表示を明確にせず、主語を飛ばして、状況説明が長めで、最後に意向を付け加える、ある意味、奥ゆかしい表現方法が多い日本語と、[Yes・No・Yes and No]、そして[ S(私は)+ V(します)]、そのあとに、何を、誰に、なぜ.. の組み立てが自然な英語の違いは意識して、[端的に伝える]練習をしていきましょう。

大切ですね。英語を話す緊張感からつい焦って忘れてしまうこともあると思います。それでも一歩ずつ着実にゆっくりでも進められる方が、英会話の大切な土台部分が育てられるはずです。

3つ目の「Don’t feel guilty. 罪悪感は感じないで」ですが、どういう意味でしょうか?

生徒さんからよく聞くのは、「今日はフィードバック読めませんでした」、「最近、英語学習せずにサボってしまいました」、「今日はどこも出掛けてないし、話せる話題がない」、「先生のレッスンを受けずに他の先生のレッスンも受けちゃいました」などといった言葉です。まさに、私の気持ちは「フィードバック読んでなくてもいいじゃない!」、「やる気が出ないときもあるじゃない!」、「今のコロナ化で毎日新たな話題が出来る方が珍しいじゃない!」、「色んな先生から教えてもらって成長したらいいじゃない!」です。英語を学ぶこと、話すことを気負わなくていい、特別視せずに気軽に学びましょう。25分空いたから、レッスン予約してみようという軽い気持ちで十分です。

そうですね。気を使ったり、罪悪感を持ってしまうと、どんどん英語学習から遠ざかっていきそうな気がします。1回の気負いをきっかけに次のステップがなかなか踏み出せなくなることもあると思います。

Casualでいいんですよ。毎日、Exciting lifeじゃないでしょう。言いたいことを妥協せずに諦めずに伝える癖をつけてみましょう。わからないことは全てこちら側でサポートします、安心してくださいね。

とても端的でキレのあるアドバイスで好評のYoko先生のインタビュー「英会話学習で大切なこと」は、こちらです。↓

https://www.english-dialogclub.com/blog/?p=6701

■事務局よりコメント
まさに、Yoko先生らしい痛快なアドバイスです。これだけはおさえておいて!とわかりやすくYoko先生が伝えてくださいました。接客英会話やビジネス英会話など、Yoko先生の経験から導き出されたリアルな英会話レッスンを学ぶことができます。アメリカやドイツ、オーストラリアで過ごされたワールドワイドな視点で、英会話力の向上を華麗にサポートしてくださいますよ。

オンライン英会話[大人の英会話倶楽部]の日本人講師:No pressureで生きた英語が学べる Yoko先生のプロフィールはこちら↓

https://www.english-dialogclub.com/wte/prfdtlfrm/1070