英会話学習の初期段階で、多くの初心者が「I can’t speak English.(自分は英語を話せない)」という言葉を口にします。しかし、単語や短い文でも、間違えながらも、皆さんはすでに英語を話しています。問題は、「知っている英語(=英語サークル)」を、会話で「自在に操れる英語(=使える英語)」に変換できていない点にあるのです。
この変換を最も効果的に実現するのが、他者との対話機会を強制的に作るグループレッスンや英語サークルの活用です。この記事では、グループレッスンがもたらす3つのメリットと、当倶楽部のクラスをご紹介します。

グループで対話する3つのメリット
グループレッスンは、マンツーマンレッスンとは異なる、初心者特有のメリットを提供します。それは、自分に眠る英語力をアウトプットへ繋げることにフォーカスできる点です。
メリット1: アウトプットの強制機会
「まだ完璧じゃないから」と躊躇する時間を与えず、自分の番が来れば必ず話さなければならない環境が、アウトプットの経験値を飛躍的に高めます。新しい単語を覚えるよりも、「今持っている英語力なら使いこなせる!」という自信に繋がり、即座に会話力の向上を実感できます。
メリット2: 多様な意見交換と動詞・形容詞の検証
グループ内では、他の参加者の様々な考え方や表現を聞くことができます。特に、自分が辞書で調べた動詞や形容詞が「カジュアルな会話で使われるか」「ネイティブに伝わるニュアンスか」といった、**活きた英語の検証**の場となります。一対一では得られない、多角的な視点から英語を学ぶことが可能です。
メリット3: 「体に覚えさせる」学習法の実践
グループで自己紹介や身の回りのことを話す機会が増えることで、「自分に関わること」を英語で表現するトレーニングになります。これは「be動詞の学習で、教科書の例文ではなく、身近な人を使ってShe is〜という文を作る」といった、頭で覚えるのではなく体感で覚える学習法(ウオーミングアップを済ませたスタメン状態)を、実践的に行う絶好の場です。
英語は音とリズムが命です。まずはリスニングに重きを置くこと。全く聞き取れなくても、子供向けのチャンツやナーサリーライム(マザーグースの歌)から、英語本来の音やリズムに触れましょう。グループでの練習は、他の人の発音を聞く、真似る機会が増え、音とリズムの習得を加速させます。
大人の英会話倶楽部のグループレッスンクラスのご紹介
当倶楽部では、初級者の方が「知っている英語」を「使える英語」に変えるための、参加しやすいグループレッスンを提供しています。
グループレッスン(無料)の特徴
当倶楽部では、会員の皆様が自由に参加できる無料のグループレッスンを定期的に開催しています。このクラスは、
- 他の生徒さんとの対話を通じて、アウトプットの場を確保できる。
- マンツーマンレッスンでインプットした知識を、実践の場で試すことができる。
- 初心者同士、お互いの間違いを気にせず、リラックスして学べる。
といったメリットがあり、マンツーマンレッスンと並行して活用することで、学習効果を最大化できます。
講師が作成する「あなただけの教材」
特に、レッスンで講師に添削してもらった日記や作文は、最高のリスニング教材になります。講師がその文を読み上げた音声を録音してもらい、自宅で何度も聞き、シャドーイングやディクテーションに活用しましょう。日記や作文といった「自分に関わるインプット」と、グループレッスンでの「アウトプット」を組み合わせることで、「読む」「聞く」「書く」「話す」の4技能がバランス良く向上します。
グループ学習と自習の疑問(FAQ)
- Q1. 記事にある「英語サークル」とは具体的に何を指しますか?
- ここでいう「英語サークル」とは、あなたが今までに学習や経験で身につけている「英語の知識や能力の総体」を指します。重要なのは、新たな知識をインプットすること(サークルを大きくすること)だけでなく、サークル内にある既存の英語を会話で自在に使えるようにすること(アウトプット)です。グループレッスンは、このアウトプットを鍛える場です。
- Q2. リスニングが全く聞き取れない初心者です。どこから始めればいいですか?
- まずは「Hello, how are you?」など、すでに知っている簡単な挨拶から耳で聞くことを始めましょう。次に、英語圏の子供が言語を身につけるために使うチャンツ、ナーサリーライム(童謡)、フォニックスなどがおすすめです。これらは英語のリズムと音を脳に認識させるための、最も効果的な第一歩となります。
- Q3. 英単語や文法を覚えるのが苦手です。どうすれば定着しますか?
- 暗記は「体に覚えさせるやり方」が有効です。学習している内容と自分との距離を縮めることがポイントです。例えば、単語帳の1ページ目から覚えるのではなく、目次を見て「普段の自分の生活や仕事に関わる単語」から始めましょう。文法なら、身近な人や出来事の例文をたくさん作り、**体感で文の塊を使い慣れてしまう**ことが、アウトプットへの近道です。





