音声通話だけスカイプ英会話

お薦めのお子さまの英会話教育法は? (回答者:Toshie先生)


米国への短期留学経験のあるToshie先生は、通訳案内士として商談の通訳から海外のお客さまへの観光地ガイドまで、様々なシーンでの通訳経験がおありです。また、小学校英語指導資格をお持ちで、英会話クラスを開設されております。

今回はキッズ英会話にも力を入れているToshie先生に、「お薦めのお子さまの英会話教育法」についてインタビューさせていただきました。

Toshie先生が思う「お薦めのお子さまの英会話教育法」について、教えて下さい。

私は、4歳のお子さんから高校の生徒さんまで幅広く担当していますが、今回は、小学校に入る前のお子さん、小学生のお子さんへのオススメ教育法についてお話していきます。

やはり、日本人の英会話先生と日本語でコミュニケーションできるというのが大事だと思っています。それは、小さいお子さんは慣れるまでに時間がかかり、そこに信頼関係が必要となるからです。「大丈夫?」「今のわかった?」「じゃあ、次、やってみよっか!」とお子さんに声をかけながら信頼関係を作っていくことが大切ですね。

日本人の先生と日本語でコミュニケーションすることで、日本語が話せないネイティブの先生よりもいち早く信頼が得られそうですね。

 その信頼関係ができたところで英語の学習に入っていきます。小学生に入る前のお子さんですと、私のレッスンでは、「絵」、「カード」、「歌」などのルーティンを用意していて、その中に必ず、お子さんに「えっ!!」とびっくりしてもらえるポイントを盛り込むようにしています。

お子さんが興味を持って、英語のレッスンを楽しめるような工夫をToshie先生が用意してくださるんですね。

 はい。毎回ルーティンを用意する理由は、お子さんの不安を無くすためでもあります。毎回「このお歌があるよ」、次は「この挨拶の会話があるよ」、最後は「こういう風に終わるんだ」という感じである程度のストーリーが子どもの中にあると、お子さんから「次これだよね!」、「これ知ってるよ!」という具合にどんどん話しかけてくれるようになります。

そのいつも通りのストーリーの中にお子さんがびっくりするポイント、例えばゲーム性を盛り込むと俄然やる気になってくれます。

「先生とじゃんけんして買った方がこれやろうね」などと勝ち負けがあったりすると前のめりになって顔つきが変わります。「今日は先生に勝ったよ!3ポイントゲットね!」という感じです。もちろん、このじゃんけんも英語で行います。こういったゲーム性を取り入れることで、レッスン自体を楽しめるように工夫しています。

お子さんが安心できるルーティン化されたレッスンでありながら、その中にゲーム性を取り入れて子どもの興味、関心を引く 飽きのこない工夫がなされているんですね!

そうですね。まずは、ルーティンである基本の挨拶「今日は何曜日?」、「どんな天気?」があって、必ずこれ聞かれるから用意しておこうとなるように毎回同じこと聞くようにしています。

次に、ハローの歌や、ABCの歌があります。「その歌が終わったらレッスンしましょう」ではなくて、例えば「ABCの歌を使って今日はゲームをしよう!」あるいは「歌のところを色分けして、先生と歌ってみよう!」「ピンク色・ブルー色どっちがいい?」、「じゃあ、それは、じゃんけんで決めよっか!」という感じです。たとえ2択であっても、自分で選んだということがお子さんにとっての[1つのKEY]になっています。その気持ちがぐっと高まる瞬間に英語があるというのがポイントですね。

お子さんにとっては、まるで[主役・主人公]になったような気分で楽しく英語を学んでいけそうですね。小学生のお子さんへはどういった教育でしょうか?

こどものオンライン英会話教材小学生になると体験的に学んでいく。体験したことを積み重ねていけるのが高学年になってからですので、体験を通じて学んだことを知識として定着を図っていけたらと思っています。

小学生のお子さんの場合はおやつが出てくるだけでも目の輝きが違います。そんな時こそ、すっと覚えていくものなんです。

たとえば、可算名詞・不可算名詞を学ぶときに、お子さんのご自宅にある食べ物、実物を使ってレッスンをしています。お子さんの好きな食べ物、冷蔵庫からヨーグルトを持ってきてもらったり、スナック菓子だったり、「これは数えられる?数えられない?」といった具合で。そんな姿を近くで見守るお母さんも一緒に巻き込んで英語学習を進めていきます。

自然な形で家族も一緒に学んでいける動きのあるレッスンが素晴らしいです!実際に行動してみることがまさに英語学習の「楽しさ」を作り出している感じですね。

そうですね。ただ単に言葉としてではなくて、実物を目の前に置いて学習を進めていくとすごく理解が深まりますし、何よりお母さん、お父さんはじめご家族みなさんが、お子さんの体験を見守ることで、レッスンに対する理解も深まります。

 

 

 

 

Toshie先生のレッスンは記憶定着に働きかける「動き」を大切にしているということでしょうか。英語を交えたご家族とのコミュニケーションが増える点もいいですね!

そうですね。実際に目の前にあるもの、自分の身の回りにあることから学ぶので。

ご家族の皆さんもお子さんと一緒になって動いて、「あっ、英語ってこうやって覚えていけるんだ」、「家の中でも意外と学べるね!」と新しい気づきが得られることも収穫ですね。

例えば、お母さんたちにプリントアウトした塗り絵をお送りして、お子さんに目いっぱい色んな色を使って書いてもらう。それを次のレッスンで先生に見せる。お母さんやご家族にも見てもらう。このように、お母さんとの関わりの中で、25分のレッスンの外側でも次のレッスンに対する準備が自然に整います。何よりレッスンの中身がすごく充実します。ご家族が何を期待すればいいのかがわかること、お子さんの成果物が見えることがポイントです。

お子さんの成長が目に見えてわかることでとっても安心できますし、ご家族の満足度が高いレッスンだと思います。

そうですね。「塗り絵をおとうさんに見せたら、ほめられたよ!」とか「ABCの歌、教えてあげたんだ!」と元気よく知らせてくれます。ご家族にとっても、お子さんが“楽しく勉強しているんだな”ということがはっきり伝わりますよね。

お子さんにとって、たくさんの方に褒めてもらえる機会が増えることで成長に繋がりそうですね。

 お子さんが取り組んでいることに意味が生まれてきますよね。小さいお子さんにフォーカスした時にやはり大切なのは、身近にいるご家族の存在ですね。子どもは、自分のしていることを見ていてもらいたいし、チャレンジすること、それを褒めてもらえることで大きな自信にも繋がりますね。

事務局よりコメント

Toshie先生の素晴らしいお人柄は、”お写真通り”です。お子さんが学習を楽しみ、その姿をご家族のみなさんが見守る。学習を通じて、家庭に温もりが生まれる。Toshie先生のレッスンでは、そういった素敵な心遣いがなされています。

レッスン提供は幅広く、お子さん向けの「キッズ英会話」から、全国通訳案内士としての経験が光る「おもてなし英会話」や「旅行英会話」、外資系企業での活躍を活かす「ビジネス会話」など、多くの生徒さまのレベルに対応できる多才な先生です。

オンライン英会話[大人の英会話倶楽部]の日本人講師:「心をフリーにして失敗を恐れずに話せるレッスン」を提供する Toshie先生のプロフィールはこちら↓

https://www.english-dialogclub.com/wte/prfdtlfrm/1545