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日本人の英会話講師:Eri.K先生にインタビュー


アメリカ在住6年、現職の航空会社の客室乗務員として長くお客様の旅をサポートしながら、オンライン英会話講師としても 7年間、生徒さんの英語学習をサポート。貴重な体験談満載のインタビュー記事です。

今現在ハワイにお住まいということで、さっそく質問を始めさせてもらいます。
Erik先生の英会話習得法を教えてください。

小さい頃から英会話教室には通っていたのですが、実際がんばって勉強し始めたのは日本で航空会社の添乗係員として[接客]を行う際の必要に迫られた時期になります。

大学は英語学科で、周囲に留学生や帰国子女の学生も多かったですが、私は留学をしたこともなく、彼らと[英会話]をする機会も殆どない感じでした。
仕事の接客で学んだことやアメリカのオフィスと交信をしたり、また、中国の航空会社でも働いていましたので、英会話の中国の訛りやアメリカの訛りもいっぱいあり、たくさん聞いていっぱい話すことで習得するのもありました。また、自分自身もオンライン英会話を利用していました。

プロフィールにも書かれているレッスンの特徴を少しお聞かせください。

〜特別なレッスン、得意なトピック〜
・初めての海外旅行の流れ、空港でのやりとり、ホテルでのやりとり、機内でのやりとり
・外資系企業面接に向けたレッスン
・航空会社の面接
・アナウンスメント、スピーチの練習
・接客をする練習、受ける練習
・海外旅行についての話

もともと客室乗務員になりたくて。
すごくたくさんの面接を受けて、今の会社に受かったのですが・・・
いろんなところ・・中国系・アジア系からヨーロッパ系、オセアニア系ですね。各社の面接内容や求められる英語力なども全然違っていて、
航空会社ごとに特別な用語だったりで、そういう事がわかっていないと受けられない訳ではないですけれど、わかっていた方が優位だったり。そういうことをシャアできたら良いなと思っています。

参考書などの本があるのですか?

私が受けていた時と変わったところもありますが、他の航空会社の評価ポイントや面接の手法の基本的には変わってないと思います。

どの様に自分を表現したら良いか?例えば、
「安全・安心の運行」をお届けできる、というようなことを英語でアピールできるか。
誰に対しも優しくできますということではなくて、困ったお客様がいた場合の対処法・心構えなど、そういう部分を面接の時に出せるようなになどです。
「もしこういうことが起きたら、あなたはどうやって応えられるかどうか」。とても変わった質問が多いので、英語力+αのノウハウは確かにあります。

生徒さんの中にも中高生でいつか将来CAさんになりたいと思っている方がいると思います。実際の本場の声はとても為になることですね!

はい、参考にしていただければいいなぁといいなと思っています。
面接に受かるために、英語の勉強はすごくしましたね。
オンライン英会話で、1分間自己紹介などは、よく練習しました。

それは各航空会社によって面接対策や学習内容は違うのですか?

日本の航空会社の場合、Writingや文法などTOEICのようなテストがあり、それにまず受からなくてはいけない。
英会話力よりも、まずは、英語の学習的なこと・・読み書き重視です。
明確に、[見た目]が重視されているなぁと感じさせられる航空会社もあります。

容姿ということですか?

そうです、容姿です。ある著名な海外の航空会社では、
一番面接は、一列に10人立たされて、そこに二人の面接官がいて、自分の名前を言うだけでした。「何番、何番、何番は残ってください。はい終わり」という感じ。
最終面接は、ユニフォームを着て、何も持たずにまわってください。歩いてみてください。という感じでした。
その航空会社は1日で全ての面接をするので、それに耐えられることが大事です。それにへこたれない。英語に慣れていない人だと段々疲れてきてしまって・・常日頃からいっぱい話す訓練が必要になってきます。
もちろん、完璧なイギリス英語が話せないとだめ。そういう各社の評価基準を理解して準備しておくことが必要になってきます。

専門的な学校に通ったりするのですか?

私は専門学校には通わずに、短期や一回だけの特別レッスンなどを受講していました。通学したほうが色々な情報をもらえて良い面もありますが、私は大学時代からポイントポイントで、その時々の情報収集や自分の学習課題の整理などに利用していました。

Flexibility(適応力)、各社の面接官の奥深い意図・採用基準を読み取って、正確な英語で言っていかないといけません。そのためのきめ細やかな準備は必要で、ただ、英会話が流ちょうなだけでは通らないです。

外資系の航空会社の場合は、日本語のスピーカーとしての「乗務員」の役割もありますので、丁寧な日本語での応対力も問われます。私はそれがとても苦手なのですが。

地上職員や客室業務員としての実際の業務はいかがですか?

入った後も大変で色んなお客様に対応しないといけないので、特に地上職員は大変です。
英語が不得手のお客様の場合など、意図されていることを理解して、お伝えすべきことをご理解いただくことは、とても難しい場合があります。

ネイティブのお客様で、お気持ちが高ぶっていて、ものすごく早い口調でお話しされるケースなどは、理解も大変ですが、謝るだけでも「I’m sorry」というのと「さっきもそれ言ったよね?」となってしまいますし、接客の英語は難しいなあと感じます。

宗教的なことなども、日本人だとあまりその辺がわからないですよね。
「今日この時間にお祈りしないといけないのだけど、どこの場所でできるか?」とか、「どっち向きが西ですか?」などは聞かれます。
様々な宗教や慣習など・・全て、リスペクトして対応して行かなくてはいけないですね。

先生の英会話習得法は「もう本当に実戦を踏む感じですね!」

そうですね、私は雰囲気で話してしまいがちなので、アカデミックな同じ表現、違った言い回しなど、表現の幅を広げていくことが課題で、本や記事は意識して読んでいます。
すごく好きなのは、オバマ大統領の奥さんミシェル夫人のBecomingで、あとは新聞購読ですね。
読むのは苦手で、持久力がない時は新聞のここだけって一部分のみだけ。でも、少しずつでも継続することは意識しています。

人間って「ここ!喋らないと生きていけない」状況になったら、喋れると思います。
生徒さんにオススメしているのは「とりあえず話してみる」こと。

間違っていたっていいんです!
「間違っているだろうな」と想いながらも口に出してみる、それで伝わりあえれば、まずは、会話としては成立しています。
「間違っているかもしれないー」ではなくて、それ自体も英語で言ってみる。I’m not sure this is okay. とか I’m not sure how to say.など、そういうことから全部英語でやってみる。
今でも、わからない単語があれば聞き返しますことは日常的です。「これ何ていうのか分からないなぁ、どんなニュアンス?」など。

旅行に行ったときなど「全く英語に自信がないとしても・・・
それでも入国しなければならない、帰国しないといけないですよね、
そういう事態では、身振り手振り・・書いてもいいですし、中国なら漢字で書けば、たぶん、通じますよね。
そうやってコミュニケーションをとっていく。誰でも何度も間違いながら工夫しながら学んでいく。間違える頻度と上達のスピードは比例します。
そういうことも含めて学んでもらえると良いかなと思っています。

これらからたくさんの生徒さんに出会うと思います。

日本人の英語学習者の悩みは結構共通している面があります。
間違えたらどうしよう、恥ずかしいと思う人が多いから、EriK先生の本場の実戦をやられている人に勇気づけられると思います。

「間違えてもいいやー!と。それで死ぬわけではないですから」。
そうやって慣れていって、もしかしたら直されるかもしれないです。それはラッキーと思って受け取って、それを次から言ってみようと、それが日々積み重なって身についていくのではないかと思います。

どこへのフライトがありますか?

(今働いている航空会社では)ハワイからアメリカ本土への便が多く、LAやラスベガス、ニューヨーク、日本、韓国、小さい島々やオーストリア、ニュージーランドへも出ています。
日本便ですと、ハワイから日本へ行き、そこで一泊してまたハワイに戻ってきます。その1日は、成田エクスプレスに乗って上野とか(笑)
ハワイの人ってラスベガスがめっちゃ好きで、日本でいう熱海に温泉旅行に行く、ハワイからラスベガスにカジノに行く、同じ感じです。ハワイの訛り、ニューヨークの訛り、ラスベガスの訛り、それぞれあって面白いです。

ハワイ語はどうですか?

ちゃんとしたセンテンスでは喋れないですけれど、ハワイの人ってちょいちょい混ぜてくるんですね。そこいら中に書いてあったりするし、みんな話すのでだんだんわかってきますね。

サーフィンをするそうですね?

はい、サーフィンします。今はサーフィンしかできない状況です。このコロナの影響です。
ハワイはとても厳しくて、どこにもいけない状態で、
ビーチで人に会っていると捕まってしまい、5,000ドルの罰金、日本円で50万円ですね。でも、サーフィンとボディボードならOK。

ハワイのことをもっと知りたいですが、レッスンについて話を戻しますね。

お仕事に関連したレッスン以外にも・・フリートークなども大歓迎です。
知りたいことは全部お話ししますし、私の秘密・・なんか特にないですけども、お話ししますね。
ハワイでの暮らしのこと、観光地や穴場スポットなども日本人の方で詳しい方たくさんいらっしゃるので、そういう質問もお待ちしています。
LAやニューヨークなどアメリカ本土のことでも良いですし、そういう話をして行けたら愉しいですね。

最後になりましたが、
英会話学習者へのアドバイス・メッセージ お願いします。

話せる状況を自分で作ってみる、
先ほども言いましたが、間違いはないので
日本人の先生に対してでも、「この人には英語で言わないとわからないんだ」という勢いで行くといいのではないのかな?と思います。
もちろん日本語でも構いません。25分間はなるべく英語で話そうという気持ちでいけば、日本語が出てしまったとしも充実したレッスンになると思います!

オンライン英会話[大人の英会話倶楽部]の日本人講師:EriK先生のプロフィールはこちら
https://www.english-dialogclub.com/wte/prfdtlfrm/281