何十年ぶりに英会話の勉強を始めようと決意されたミドル・シニア世代の方々へ。そのチャレンジに心から敬意を表します。同時に、「何からやり直せば良いのだろう」「昔のような試験勉強はもうしたくない」という不安を抱えているかもしれません。
私たち大人の英会話倶楽部は、多くの方が「英会話が初めてに近い、ほとんど忘れている」状態からスタートされていることを知っています。この「やり直し英語」を成功させる鍵は、**昔の学習法を捨てること**。大人の人生経験を活かし、会話から英語を身につける、**最も効果的で愉しい3つの心構え**をご紹介します。
心構え1:学習の優先度を「会話」に切り替える
かつての学習経験から、「英文法や単語を完璧にやり直さないと英会話はできない」と考えていませんか?しかし、それが大人にとっての最初の大きなハードルとなりがちです。一度は中学・高校で1000時間学んできたことは、決して無駄にはなっていません。
複雑な文法や単語は不要と割り切る

私たちは、複雑な文型で「だらだら会話」する必要はありません。世界中の様々な英語レベルの人同士がコミュニケーションするための言葉なのですから、**相手が理解しやすいように話す配慮**が基本です。カタコトの単語だけでも、相手に協力してもらいながら伝え合うことはできます。これが「会話」です。
「会話を必ず最初から取り入れる」こと
まず最初に、「英語で会話をすること」を必ず学習に取り入れてください。「あの時、あれをして、これをして…」のような複雑な文型で話す必要はありません。**伝わることをベース**にして、そのプロセスで「よりスムーズに伝えるために、この表現が必要だ」という気づきが生まれ、**本当に必要な文法や語彙**がはっきりしてきます。使わなければ忘れますから、常に感じながら使いながら学んでいくこと以上に効果的な方法はありません。
心構え2:「愉しむこと」を最優先して習慣化する
モチベーションを維持することは大変です。だからこそ、難しいことと考えずに、「愉しめる方法」で継続していくことが何より大切です。特に中高年シニア世代の方の目標は、愉しい海外旅行や国際交流であることも多いでしょう。
愉しめる方法で英語を日常生活に取り入れる
「この方法でなければならない」という固定観念は捨ててください。愉しめる語学番組を観る、子供向けでも理解しやすい絵本を読むなど、**愉しめる何か**を見つけることが、学びの動機を継続させます。あの苦しかった中学・高校時代の試験勉強のようなやり直しはもうしなくて良いのです。
「頑張りすぎず、会話を楽しむ機会」を持つ
大人世代の方は人生経験が豊富です。普段、日本語でお話ししているように、コミュニケーションを楽しむ機会を持ちましょう。「教科書が正しい」のではなく、日本語同様に、英会話表現もどんどん変化しています。それを感じて愉しめることこそが、自然に英語が口に出る状況を生み出してくれます。
心構え3:最適な伴走者と安価な環境を選ぶ
「聞くだけ」や短期集中の暗記法で「突然、口から出てくる」状況はなかなか難しいものです。**常に会話として身につける練習**があるかどうかが、やり直し英語成功のポイントになります。
大人のやり直し英語に最適な環境一昔前までは大きな制約がありましたが、いまは**マンツーマンで適切なアドバイスも受けられるオンライン英会話**が非常に安価に利用できます。良質で安価に英会話が習得できる環境が整っている時代なのです。
- **日本人講師:** 基礎文法や基本的な語彙を初歩から丁寧に学びたい方に最適です。ゼロから英語を習得した経験から、学習者の悩みに寄り添えます。
- **Active Learning:** 中学時代の「英語の教科書」とは全く異なる「自然な英会話」習得にうまく導く教材です。多くの大人がやり直し英語に活用しています。
- **チケット制:** 頑張りすぎず、ご自身のペースで無理なく継続できる料金システムです。
誰でも英会話を習得できる環境が整っています。ぜひ、この機会に一歩を踏み出してみましょう。
大人のやり直し英語学習に関する疑問(FAQ)
- Q1. やり直し英語は、まず中学時代の文法書から完璧に復習すべきですか?
- いいえ、完璧を目指す必要はありません。最初に文法学習に時間をかけすぎると、会話を始める前の段階で挫折しがちです。まずは、**「英語で会話をすること」を必ず学習に組み入れ**、会話の中で「分からない部分」を都度、中学基礎文法で確認するスタイルが、大人の学習者には最も効率的です。
- Q2. 昔に比べて記憶力が衰えていますが、英会話は習得できますか?
- ご心配いりません。記憶力よりも大切なのは、**「忘れる前に使う」**ことです。人生経験が豊富な大人世代は、基本的な英単語や表現を経験と紐づけて身に付ける素養に長けています。**会話の中で何度も使い、体で覚える**ことを意識しましょう。
- Q3. 昔の試験勉強のように苦しい学習ではなく、楽しく続けるコツはありますか?
- 「愉しめる方法」で継続することを最優先してください。海外旅行の計画を立てながら英会話を練習したり、**平易な語学番組を観たり**と、生活の中に英語を自然に取り入れましょう。そして、**頑張りすぎず、普段日本語でお話ししているようにコミュニケーションを楽しむ**機会を持つことが大切です。




